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積算基準の解説等

公共建築工事標準単価積算基準 [平成28年版]

質問1 〈基準(機械)〉:公共建築工事標準単価積算基準(平成28年版)〈※1〉
公共建築工事積算基準等資料(平成28年版)〈※2〉
公共建築工事積算研究会参考歩掛り(平成28年版)〈※3〉
公共建築工事標準単価積算基準(平成28年版)※1では、和風便器が掲載されておりませんが、和風便器を設置する場合は、どのような単価を使用したらよいでしょうか。
国土交通省ホームページ「官庁営繕の関係法令及び技術基準」参照
http://www.mlit.go.jp/gobuild/kijun_index.htm
回答1 和風便器を設置する場合の単価について
衛生器具の取付費は市場単価を使用することになっています。現在、市場単価として公表されているのは大便器です。和風便器の市場単価はありません。和風便器を取り付ける場合には、国土交通省から、公表されております補正市場単価を使用します。
次に、補正市場単価作成例を示します。
「和風便器(洗浄弁式)の補正市場単価(取付費)作成例」
1.
公共建築工事積算基準等資料(平成28年版)※2の附表M-9の1「市場単価」の「大便器 取付 A」「普通便座 取付 B」を確認します。この場合、「大便器 取付 A」は、洗浄弁式 温水洗浄便座の市場単価を示し、「普通便座 取付 B」は、便座を温水便座から普通便座にする場合の温水洗浄便座との差額分を示します。なお、市場単価は、季刊の(一財)経済調査会「建築施工単価」及び(一財)建設物価調査会「建築コスト情報」に掲載されています。
2.
附表M-9の2「参考歩掛り」の「大便器 洗浄弁式 Aw」及び「和風便器 洗浄弁式 A①i」の複合単価(取付費)を算出します。なお、複合単価の算出にあたっては、公共建築工事積算研究会参考歩掛り(平成28年版)※3の表RM-4-1によります。この場合、「大便器 洗浄弁式 Aw」の歩掛りは、普通便座が対象の歩掛りです。
3.
2で算出した「和風便器 洗浄弁式 A①i」と「大便器 洗浄弁式 Aw」から「補正率 A①i÷Aw」を算出します。この場合、補正率は、附表M-9の3「補正市場単価」の算定式を示します。
4.
和風便器の補正市場単価(取付費)は「大便器 取付 A」から「普通便座 取付 B」を減じた市場単価に、3で算出した補正率を乗じて算出します。
和風便器(洗浄弁式)の補正市場単価(取付費)=市場単価(A-B)×補正率(A①i÷Aw)
「公共建築工事積算基準等資料(平成28年版)」より 「附表M-9(抜粋)」
【衛生器具設備】
1.「市場単価」
細目 摘要 単位 単価記号
大便器 取付 洗浄弁式、温水洗浄便座 A
普通便座 取付 温水洗浄便座に対する差額分 B
2.「参考歩掛り」
細目 摘要 単位 単価記号 表番号
大便器 洗浄弁式 Aw 表RM-4-1
和風便器 洗浄弁式 A①i
3.「補正市場単価」
細目 摘要 単位 単価記号 市場単価 算定式
和風便器 洗浄弁式 A-B A①i÷Aw
「公共建築工事積算研究会参考歩掛り(平成28年版)」より「表RM-4-1(抜粋)」
表RM-4-1【市】【設】(抜粋):衛生器具
細 目 記 号 単位 摘 要 配管工 その他
和 風 便 器 洗浄弁式 1.34 1式
大 便 器 C 710
C 910
C 1200
洗浄弁式 1.06 1式