発行図書その他

Q&A

積算基準の解説等

公共建築工事積算基準 [平成27年版]

質問1 〈基準(建築)〉:「公共建築工事共通費積算基準(平成27年基準)」
共通費の表-2現場管理費の項目で通信交通費において、旅費交通費に該当する職種及び内容を教えてください。
回答1 お問い合わせの旅費交通費は下記の内容となります。
①交通費
・現場従業員が本支店に出張した旅費、発注者等への連絡交通費
・連絡用車の車内使用料・燃料代・修繕費及びタクシー等の使用料、通行料金
②旅費
・現場従業員の出張旅費等(手当、宿泊費を含む)
・遠隔地の場合の赴任旅費、その赴任者の帰宅交通費を含む。
質問2 〈基準(建築)〉:「公共建築工事標準単価積算基準(平成27年基準)」
第15節 左官 2市場単価(P87)(1)適用条件及び留意事項で「ハ.柱型モルタル塗り及びはり型モルタル塗りは、出隅等のコーナー成形処理費を含む。」とありますが、「柱薄塗モルタル塗り」と「はり薄塗モルタル塗り」の場合も同様と考えてよろしいでしょうか。それとも、コーナー加算が必要でしょうか。
回答2 「柱薄塗モルタル塗り」と「はり薄塗モルタル塗り」の出隅等のコーナー成形処理費を含みますから、コーナー加算の必要はありません。
質問3 〈基準(電気)〉:「公共建築工事標準単価積算基準(平成27年基準)」 第3編 第2節 4 受変電設備 表E1-2-21 受配電盤の標準歩掛りには、据付用の基礎ボルトが雑材料に含まれていると考えてよろしいでしょうか。
回答3 受配電盤の標準歩掛りには、据付用ボルト(アンカーボルト、ケミカルアンカー又は金属系アンカー等)及びレベル調整用のライナ、スペーサ、座金等が雑材料に含まれます。
質問4 〈基準(電気)〉:「公共建築工事標準単価積算基準(平成27年基準)」
第3編 第2節 7 地中線路 表E1-2-37 地中管路イの(注)には、「波付硬質合成樹脂管の付属品にはベルマウスを含み」とされていますが、ベルマウスの他に標準歩掛りに含まれる付属品及び別途計上する付属品を教えてください。
回答4 波付硬質合成樹脂管(FEP)の付属品には、直線接続材、異種管接続材、ベルマウス、ブラケット及びクランプ等があります。
標準歩掛りの付属品には、FEP相互を接続するための直線接続材及び地中箱接続部分にケーブルの外傷防止、外観仕上げのためFEP管端に取り付けるベルマウスが含まれます。
FEPと異種管を接続するための異種管接続材、FEPを壁面に取付けるためのブラケット及びFEPをボックスに接続するためのクランプ(コネクタ)等は、必要数を別途計上します。
質問5 〈基準(機械)〉:「公共建築工事標準単価積算基準(平成27年基準)」
配管工事の歩掛りでは、新設歩掛りに「はつり補修費」が含まれますが、改修歩掛りには「はつり補修費を含まない」となっています。その考え方を教えてください。
回答5 建物内の配管を施工する場合には、一般にコンクリート壁や床を貫通します。この壁や床の貫通口は、新築工事の場合には、スリーブ工事としてコンクリート打設前にスリーブを入れることにより設けられます。そのスリーブを利用して配管を施工しますが、施工調整のためにスリーブ箇所のはつり補修が発生することがあります。これらのはつり補修は、労務費に対する率として配管歩掛りに含まれるはつり補修となります。
一方、改修時には既存のコンクリート壁や床に穴をあけて配管を施工する必要があります。この場合は、配管工事とは別にはつり工事(配管貫通口)を計上することとしています。このはつり工事の歩掛りには、鉄筋の切断、搬出に要する費用及び補修費が含まれています。したがって、改修配管の歩掛りは、新設配管歩掛りに含まれるはつり補修費を除いた歩掛りとなっています。
質問6 〈基準(電気)〉:「公共建築工事標準単価積算基準(平成27年版)」
既設照明器具を再取付けする場合の労務歩掛り及び雑材料は、どのように考えればよろしいでしょうか。
回答6 既設照明器具の再取付けは、該当する新営工事の労務歩掛りを適用します。
雑材料については機器にもよりますが、取付けに必要な部材は既存を再使用できるものと考えており、特段の考慮はしません。ただし、既存の支持材が使用できず、支持材が必要な場合は、あと施工アンカー、吊りボルト等を計上します。
質問7 〈基準(電気)〉:「公共建築工事標準単価積算基準(平成27年版)」
600Vポリエチレンケーブルの分岐接続は、ケーブルの標準歩掛りに含まれているのでしょうか。また、ケーブル分岐処理は、どのように考えればよろしいですか。
回答7 第3編 第1章 第1節 2 配線工事 2-2 標準歩掛り (1)適用条件及び留意事項において、「ハ.ボックス内の分岐、接続、絶縁抵抗試験及び回路表示を含み、機器への接続は含まない。」としており、600Vポリエチレンケーブルの分岐接続は、労務歩掛りに含まれています。
また、分岐処理は、標準仕様書に、「ケーブルの絶縁物及びシースと同等以上の効力を有するよう、適合する絶縁テープ等を巻付け、絶縁処理を施す。」としており、絶縁テープ巻付け絶縁処理等は、材料歩掛りに含まれています。
なお、設計図書に「合成樹脂モールド工法」と記載されている場合は、材料費を計上します。